マウスパッドを上手に撮るための手法

マウスパッドを上手く撮る方法

皆さんデバイス収集楽しんでますか。お財布は大丈夫ですか。私は駄目です。

やっぱりね、新しく着弾したデバイスは写真撮ってSNSにアップしたくなっちゃうのが人間の性ってもんですよ。

今回はみんながよりクリエイティブで面白い写真を撮れるようになったらいいな!という思いから私が普段レビュー用に撮影している時の注意点などについて書き殴っていきます。

第1弾として今回はマウスパッドに注目。第2弾があるかは…まぁ今後の気分次第です。

目次

マウスパッドを上手く撮ろう

カメラはミラーレス一眼があればそれに越したことはありませんが、iPhoneでも問題ありません。

いつも使っている・慣れている方を使いましょう。

真俯瞰撮影

私は基本490x420mmのようなXLサイズ相当のそれなりに大きめなマウスパッドを使います。今回説明に使用するのはArtisan キ83のXLサイズ。

これをしっかりフレーム内におさめて撮ろうとすると結構机のサイズが必要なんですよね。しかもその度にデスク片付けるのめんどくさくないですか?

私の撮影用デスクは縦幅が全然足りないため、真俯瞰で撮影すると以下のようになってしまいます。

上も下もはみ出してるし、左にはiPadが見切れてます。こだわりがなければ別に画角が16:9じゃなくても良いと思いますが、私は型にはめるのが好きなので基本16:9での撮影を主としています。

こんな時はPhotoshop様の出番でございます。

マウスパッドと周りを少しだけ選択範囲で囲み、選択範囲を反転、その後生成塗りつぶしするだけ。

なんだ、ただの神か…。

Photoshopないよーって人は他の生成塗りつぶしが可能な無料ソフト探してみるというのもアリですが、精度は悪いんじゃないかなと。あんまり真面目に探していないので断言できませんが。

生成塗りつぶしは便利ですけど、製品以外の邪魔なものを消すとかホコリ除去に使うだけってのが理想です。

使い方をもっと知りたい人は以下でもうちょっと詳しく解説しています。


マクロ撮影

よく表面の織り目を表現するためにマクロレンズでの撮影を行っています。

これに関してはiPhoneでやるのは難しいですね…。iPhone 14 Proでマクロレンズあるので試してみましたが、以下が限界でした。

画質も粗いしよく分からない。4032x2268pxで撮影したものを横幅1000pxまで等倍切り出ししています。

16 Proとかだともっとパワーアップしてるのかな?

こんな感じでライトを前にしてRAW撮影して、後でハイライトとシャドウをいじったけどなかなか厳しかったです。まぁざっくりとなら分かるような気もするけど…。

ミラーレス一眼に90mmマクロレンズつけて撮ってみたのが以下。

画素数が2倍弱くらいあるし当然なんですがこっちの方がくっきりしています。

撮影する時は箱を2つ並べてその上にカメラを立たせるような形で置いてシャッター切ります。

箱のすぐ奥にはライトを置いてパッドの表面を照らしています。これがないと照度が足りなくて厳しい。

なぜ箱を置くのか、というと、マクロで手持ちにするとブレたり、レンズのちょっとした傾きで端っこだけ変にボケたりするから…という理由があります。

もう1つ大きな理由として、このように固定の高さで撮ることを決めてしまえば、他のマウスパッドと比較した時に織り目の大小なども比較しやすいからですね。手持ちだと大きさが都度変わってしまうので比較できません。

iPhoneでもっと上手く撮れる人いたら指南してください。

ちなみに使っているライトはこれ。カラーも変えられるので後述する色んな撮影方法にも使えておすすめです。一家に一台。


奥から灯りを当てる

写真は影と光を使って立体的な表現をすることが重要です。

製品自体にあたっていなくても、奥から灯りがさしてくるといい感じに見えません?

これはフレームの外、写真で言うと右奥からカメラに向かってライトを当てています。

奥の机に白っぽい濃淡が出ることによって、より手前の黒が引き締まって見えるかなと。

明け方とか夕暮れ時のマジックアワーってメチャクチャいい画撮れるじゃないですか。あれはやっぱり太陽が横方向まで落ちてきて、被写体のエッジが際立ったり横方向の陰影が強くなるからですよね。

それを擬似的に再現しちゃえば良いというわけです。

カーテンを開けて窓から差し込む太陽光を活用するのもかなり有効な手段ですので、窓際で撮影してみるのも良いでしょう。


カラーライトを当ててグラデーションを

普通の白色ライトではなくRGBカラーのライトを当ててみると、意外と面白く見えます。

このマウスパッドはBenQ ZOWIE G-SR-SE Biというもので、基本緑色。左から青っぽいカラーライトを当てて、右からマゼンタっぽいカラーを挟むように当てています。

カラーライトは2つ使ってもいいし、1つだけ横から当てるのでも良いです。

とはいえこの辺は時と場合によるしセンス的な部分で自分がいいなコレ!と思った表現をすればOKです。正解も不正解もありません。

マウスとかもいい感じ。この写真のポイントは全部をカラーライトで染めちゃうんじゃなくて、あくまで原型を残しつつ、エッジにアクセントとしてカラーを当てているところ。

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立体的な見せ方でより高みへ

マウスパッドって布なので机にフラットに置きがちです。ここで差をつけるには立体感を出すのです。マウスパッドは立体感。

これをどうやって撮ったのかというと…

シンプルにこんなセットアップ。奥側と手前にそれぞれライトを置いて、キーライトは見えていないけど上から斜め45度。

奥の一番高い部分の裏と、真ん中のこんもりしている部分の下には黒いゴムブロックを置いています。

このゴムブロックは東急ハンズで買ったもの。ぶっちゃけ嵩上げできるならなんでもいいです。その辺にあるものを使って下さい。

ちなみにチキンワイヤーを使うとより綺麗に、かつ全体像も立体的に見せることができます。

私が購入して使っているのはこれ。

買ったままだと大きいので、ハサミを使ってマウスパッドよりも少し小さめのサイズにしてあげます。

マウスパッドを載せてみるとこんな感じ。ちょっとワイヤーの切りが足らなくてはみ出しちゃっていますが、こんな感じで立体的なフォルムにして撮影ができます。

ワイヤーはみだしてるー。けど良い…。

ワイヤーの良いところは滑らかな弧を描いてくれるところです。

このアイディアはEscaldi氏から拝借しました。彼のXを見てもらうと分かりますがかなりクリエイティブな写真が多く勉強になります。

さいごに

マウスパッドを上手く撮るために私が活用している手法を紹介しました。

あなたもデバイス写真撮ってガンガンXに上げてください。

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