あれ、おかしいな…。もう2025年になっちゃった?
細かいことは気にしないでいきましょう。本当は去年の2024年の内に公開したかったけど全く間に合わなかったっていうね、ただそれだけの話…。やっぱり大晦日や三ヶ日までガチでは仕事したくないもん。仕方ないんだ。
今回は私が独断と偏見で選んで2024年に発売したゲーミングマウスパッドを簡単に紹介していきます。全部のマウスパッドランキングじゃなくてあくまで「2024年に発売」して、かつ「私が触ったことある」やつ。地味に限られるけど、振り返りって大事なので。
とりあえず独断と偏見でスコア化したものをリスト化してみました。
項目部分をクリックすることでリストの整頓が可能です
価格も評価軸に入れています。なので性能は良いけどちょっと高すぎじゃないかという場合は高得点に少しなりにくいかなぁと。終売で今後買える見込みないってのも少し影響します。後は気分。
Artisan 99式
- Artisan初のコントロールパッド
- 抹茶カラーがかなり良い
- 選べる4種類のサイズ
- 選べる3種類の中間層
- 初動はやや重め、滑走速度かなり遅め
Artisan 99式は今まで同社になかったコントロール系に属するマウスパッドで、スピード感よりも止めやすさを強く重視する方にはおすすめです。
中間層フォームの質感や防滑性の高さ、ステッチの低さなど全てにおいてハイクオリティなのはいつもと変わらず。
Artisan キ83
- バランススピードに属する速さ
- XY軸の滑り差を低減
- カラーはブラック一色のみ
- 選べる4種類のサイズ
- 選べる3種類の中間層
- 初動は軽め、滑走速度やや速め
キ83はArtisanで新たなスタンダードモデルの1つとなるマウスパッド。六角形パターンの生み出す縦横の均一さ、初動の軽さ、スピード感、そしてストッピングはバランスがとれていて多くの人に受け入れられるモデルだと感じます。
滑らかなトラッキングをしつつ、止めたい時にしっかり止められる。トラッキングでもフリックでも何でもこいなお方です。
価格は他のArtisanパッドに比べてけっこう割高になっていますのでそこだけ注意。
VAXEE PD
- 表面自体はPAやPBと同じ
- ブラックのみなのでややコントロール寄り
- エッジ処理が完璧
- サイズはXL(480x400mm)のワンサイズ
- 中間層はカッチコチ
- 底面が張り付いて防滑性はカンスト状態
- 初動はやや重め、滑走速度はちょい遅め
バランスコントロールタイプで中間層カチカチ、防滑性ガチガチ、エッジの処理完璧。実は写真じゃ小さくて見えにくいのですが、エッジは切りっぱなしでもステッチ処理でもなく、布がピーンと張られてRを描くようにエッジをカバーしています。
これがすごくいいんだ。
中間層は硬いので、やや滑り心地としてはコントロールではなくバランスコントロールからバランスくらいかなと思います。
マウスパッドは絶対動いてほしくない方。こいつですよこいつ。
VAXEE PC
- スピードバランスタイプ
- エッジ処理が完璧
- 表にロゴなし
- サイズがちょっと小さい
- 中間層は硬め
- 耐湿性に優れる
- 初動は軽め、滑走速度はやや速め
PDより先にPCが発売されましたが、このマウスパッドの方が先にエッジの特殊な処理を行っています。やっぱり切りっぱなしってほつれるから見た目的にもちょっと微妙な部分があったのですが、このエッジで全て解消されています。
VAXEEは主にコントロールバランス型を出していた印象でしたが、PCの登場によってスピード側に足を踏み入れました。サイズが460x380mmとちょっと小さいのがネックなので、今後大きいサイズ…できればスクエアの500×500とか出してくれたら最高です。
サイズが小さいかわりに4,000円を切るので、かなり安くて優秀です。スピードバランス型狙いならぜひ。
BenQ ZOWIE G-SR-SE Bi
- 万人受けする安定のバランスタイプ
- デザインがいつも絶妙に良い
- サイズはL(470×390)の1つのみ
- 初動も滑走速度も普通
- 他の競合製品に対して少し高い印象
BenQ ZOWIEのロングセラーシリーズG-SR-SEの進化系。DEEP BLUE→Rouge→Gris→Biと少しずつ耐久性や耐湿性など様々な改善を重ねてきたマウスパッドです。カラーリングも面白く、奇抜すぎずシンプルすぎず絶妙な塩梅のデザインで使いやすいのが良いところ。
価格がちょっと高くなって5,980円になってしまったのが少しハードル高くなったなと感じます。似たようなラインナップでいうとVAXEE PAやArtisan ZEROなどがいますからね。もはやその3つのラインナップで考えるとすると一番高くなってしまった。
Endgame Gear EM-C
- バランスコントロールの滑り
- デザインはブラックのシンプルタイプ
- 490×410の他、500×500のスクエアもあり
- 厚みは3mmで少し薄く感じる
- 初動は普通、滑走速度はちょい遅め
- 価格は7,000円と高め
Endgame GearのEM-CはG-SR-SEや零と比べて少し遅いくらいになる、ややコントロールが強めなバランスタイプ。よくあるバランスコントロール系のマウスパッドでは満足できない人に試してみてほしい一品。
オールラウンドに使える良いマウスパッドだと感じる一方価格が7,000円と高めなので、もうちょっと値段頑張ってほしい。スクエアタイプにするとさらにアップしますが所詮500円程度なので、机のサイズが許すなら大きいPLUSの方を買った方が良いでしょう。
Pulsar Superglide Pad 2
- ガラスだけどやや滑りは抑えられている
- カラーリングは3つ
- アルミノシリケートガラス採用
- 選べる2種類のサイズ
- 厚みは実測3mmほどと薄い
- 全面ベースで歪みなし
- 沈み込みがないので一定スピードを維持しやすい
- ソールがすぐ逝く
最初のころのSkyPADのガラスパッドとかかなり厚みがあったのに、いつの間にやら進化を重ねて3mmほどという極薄にまでなっていました。Pulsarは初期の頃から歪みをなくすための全面ラバーをベースに敷くなどこだわりを感じましたね。
今回のV2でも同じく隅々まで考えられた良質なガラスパッド。デザイン的には赤色が奇抜でインパクトのある文字がのっていますが、黒と白は割と普通。ガラスパッドはデザイン重視なモデルもたくさん他のブランドから出ているので色々見てみると良いかも。
ただアームカバーが必須だったりソールがゴリゴリ削れたりするので、ガラスパッド自体は半永久的に使えますが他のアクセサリーに少し予算を割かなければいけなくなるのでその点留意ください。