ラピトリで有名なWooting 60HEに新しく60HE+が登場します。ソフト的な変更ではなく、ハードウェアのアップグレードが行われたPCBAのみのバラ売りセットとなります。
以前からPCBAのみ売って欲しいという要望があったようで、それを叶えた形になります。スイッチ、キーキャップ、ケースが付属せず基板のみの販売。
既存のWooting 60HEとは異なり、ハードウェア的な変更がいくつか加えられてパワーアップしています。
- カタツキを抑えたスクリューインスタビライザー
- 柔らかい打鍵感のポリカーボネートプレート
- シリコンまたはポロンの中間フォーム
- シリコンプロテクションリング
- アルミケース用のEPDM消音フォーム
中でもスクリューインスタビライザーは良さそう。元の60HEのスタビライザーは結構かたつきがあってうるさいので、ここが改善されるのは熱い。
PC(ポリカーボネート)プレートも柔らか打鍵感と音になるので楽しみです。
価格は基盤のみで21,400円。スイッチやケースなどは先行予約だからかセールになっており、スイッチとキーキャップは50%オフ(Dye-sub PBTは10%)、アルミニウムケースは25%オフです。
フルセットで買おうとすると40,425円となかなかいかつい値段。通常のWooting 60HEが26,200円なので値段的には大きなステップアップです。ただアルミケースを抜くと、60HE+でも27,000円なのでこんなところなのかなと思う反面、やっぱちょっと割高?とも感じました。
最初のバッチは数が少ないようで、はやめに購入しないと売り切れる可能性が高いです。初期ロットは2024年1月に発送予定。その次はQ2となっているため、3〜6月くらいでの発送かも。
欲しければ早めに予約しておきましょう。すでにWooting持ってる人は無理して買う必要全くないと思います。ただ、古いWootingの場合内蔵チップが古いため、どこかで買い直すタイミングがくるとしたら今ですね。私は旧型なので買い直しました。