ドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2023でレノボの新製品ThinkVision 27 3Dというモニターが発表されました。3DCGなどを主とするコンテンツクリエイター向けのディスプレイですが、ゲーマーにも使えそうかも。
スクリーンに内蔵されているリアルタイム視線追跡カメラと、レンチキュラーレンズとの組み合わせで裸眼での3D体験が可能です。2枚の独立した映像をそれぞれの眼に投影し、被写体を少し違った角度で見ることによって奥行きが生まれて立体視となります。
ほんとに写真ほど飛び出るのか、過去の裸眼立体視がイマイチだった記憶から怪しくも思ってしまいますが、ガチならめちゃくちゃ良さそうではあります。
視野角が狭いため、横方向から見るとぼやけてしまうとか。なので複数人で見るには適さないと思われます。このレンチキュラーレンズは3Dと2Dでスイッチ可能なので、ノーマルな4Kディスプレイとしても使えます。
- 27インチ
- ベゼルレスデザイン
- IPSパネル
- 2D解像度: 3840×2160の4K
- 3D解像度: デュアル1920×2160
- コントラスト比1000:1
- 輝度310nits
- 視野角178/178
- 色域はDCI-P3で99%
- AdobeRGBで99%
- FOV40度
- 視野距離60~100cm
接続端子: DisplayPort 1.4 x 1、HDMI 2.1 x 2、USB-C x 1(100WとDP Altモード)、モジュラーカメラサポート、USBデータポート x 4、オーディオ出力、RJ45、内蔵スピーカー
発売日は2024年の2月予定。価格は50万近くにはなりそうです。ゲーム向けというよりはアーティストやクリエイター向けですが、没入感のとんでもないゲーム体験ができそう。特に買おうとは思わないけど、家電店で視聴してみたい。