
安価で初心者にも取り扱いやすい入門編3Dプリンター Entina TINA2 Plus のレビューです。
1色のフィラメントによる成形で、STLファイルをプリントする他、AIを使った写真からの造形プリントも可能となっています。
目次
動画で見てみる
スペック
スペック
基本仕様
本体寸法 | 210 x 210 x 290 mm |
ビルド体積 | 100 x 105 x 100 mm |
製品重量 | 3kg |
マザーボード | R72Q |
ノズル直径 | 0.4mm |
ノズル温度 | ≦245℃ |
電源入力 | 100-240V ~50/60Hz |
電源出力 | 12V@8A, 96W |
ホットベッド温度 | ≦80℃ |
スピード | ≦150mm/s |
印刷方式 | TFカード/APP/WiFi/USB |
層の厚さ | 0.1~0.4mm |
印刷精度 | ±0.1mm |
レベリング技術 | 9点自動レベリングベッド |
環境温度 | 15℃ – 25℃ |
ソフトウェア
スライサー | Wiibuilder (Win/Mac) Cura (Win/Mac) OctoPrint (Pi OS/Linux) |
スライサ入力ファイル | STL/OBJ/AMF |
印刷フォーマット | Gcode |
APP | Poloprint Cloud (Android/iOS) |
フィラメント
フィラメントタイプ | PLA / PLA+ / TPU / PETG |
フィラメント直径 | 1.75mm |
フィラメント温度 | <245℃ |
フィラメントホルダー | ≦500g |
購入先
定価 | 44,300円 (記事執筆時点) |
販売先 | Amazon |
コード |
約27%OFFなどのクーポンがあるため、実際には定価よりもかなり安く購入できます。

所感
プラスチックな筐体や残像のすごい液晶などガワのコストカットは感じますが、一番重要なのはプリントされるオブジェクトの精度なのでそこはコスパと割り切って良いかと思います。
届いてからテープをいくつか剥がしてフィラメントを装着するだけでプリントできるようになる簡単設置仕様なので、3Dプリンター初心者にすごく良いキットです。私もあまり迷いませんでした。
3Dプリントの精度は他に比較対象がいないため何とも言えないのですが、モデルによっては結構糸引きや突起が目立つためヤスリがけ前提のプリントになります。ただ上手くやればかなり綺麗にできますし、頑丈。
特にAIGCというスマホアプリでAIを使ったプリントが面白い。1枚だけ写真をとると後ろ側は勝手にAIが想像して3Dモデリングを作ってくれるため、ほどほどシンプルな形状なら問題なく色々とプリントできると思います。3Dの知識があまりなくても使えるっていうのはまた良いね。
動画内でプリントしたもの
プチギャラリー










